ウェブ解析士とは?難易度・料金・取得方法・合格率を詳しく解説!

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「ウェブ解析士ってよく聞くけど、どんな資格?」
「難しそうだけど、初心者でも取れるの?」

そんな疑問を持っている方に、10年以上の経験を持つ現役Webディレクターェブ解析士の概要から、難易度・料金・取得方法・合格率までをわかりやすくまとめました。

ウェブ解析士の資格をとるべきか悩んでいる方、是非チェックしてみてください。

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ウェブ解析士って?

ウェブ解析士は、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が認定する、「デジタルマーケティングの基礎と実務スキル」を体系的に学べる民間資格です。

どんな内容?

  • Googleアナリティクス(GA4)の基本的な使い方
  • サイトのアクセス解析やユーザー行動の分析
  • Web広告・SNSの効果測定と改善の考え方
  • ビジネス視点でのKPI設計や施策立案 など

「アクセス数が増えた」「離脱率が高い」などのデータを、“見て終わり”ではなく、“改善提案に落とし込む”力が身につきます。

認定資格は3段階

レベル特徴
ウェブ解析士基礎的な知識と実務スキルを学べる(初級)
上級ウェブ解析士クライアント対応や提案書作成まで含めた実践力を養成
ウェブ解析士マスター講師・コンサル・教育担当者など高度な専門職向け

どんな人が取っているの?

  • Webディレクター、マーケティング担当者
  • 制作会社のディレクター・プランナー
  • SNS・広告運用に関わる人
  • 自社サイトを任されたばかりの担当者 など

これからWebマーケティングを学びたい人にとって、最適な資格だと思います。

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ウェブ解析士を取得するメリットとは?

ウェブ解析士の資格って、本当に仕事に役立つの?

と思っている方も多いはず。

ウェブ解析士は、“現場で使えるスキル”が身につく資格として、マーケティングやWeb制作の現場で高く評価されています。

実際に取得することで、こんなメリットがあります。

実務にすぐ活かせる知識が身につく

ウェブ解析士の学びは、”資格のためだけの勉強”ではありません。

Googleアナリティクス(GA4)やSNS・広告のデータをどう読み取り、どう改善につなげるかという実務に直結する内容ばかりです。

たとえば、自社サイトのアクセス状況から「どのページを直せば成果が上がるか」を判断したり、広告運用の成果をKPIで評価したり。

資格取得後すぐに、日々のディレクションやマーケ業務のなかで使えるスキルが身につきます。

提案力・改善力・報告力が高まる

データをもとに考え、伝えるスキルは、提案やレポーティングの質を一段引き上げてくれます。

「とりあえずバナーを大きくする」「SNSをもっと頑張る」ではなく、なぜその施策が必要なのかを数字で説明できるようになるのがポイントです。

これにより、クライアントや上司からの納得感が増し、次のアクションへスムーズにつなげることが可能になります。

結果として、成果につながる提案がしやすくなり、信頼や実績にもつながります。

クライアント・社内での信頼が上がる

資格そのものが、「この人はマーケティングや分析を理解している」という証明になります。

実務の中で「ウェブ解析士を持っている」と伝えると、数字や改善提案に強い人として認識されやすくなるのもメリットです。

特に社内ディレクターやフリーランスの方にとっては、周囲とのコミュニケーションや意思決定をスムーズに進める武器になります。

転職・副業にもプラスに働く

ウェブ解析士は、転職市場や業務委託の現場でも“使える資格”として注目されています。

民間資格ながら知名度があり、マーケティングや制作業界では評価されやすいのもポイント。

職務経歴書やポートフォリオに「ウェブ解析士」と記載すれば、スキルの裏付けとして信頼性を高められます

「提案だけじゃなく、数字で判断できる人」として、他の候補者との差別化にもつながります。

その他WEBディレクター目線でのメリットをまとめた記事がありますので、気になる方はどうぞ。

ウェブ解析士の難易度は?初心者でも大丈夫?

「マーケティングの知識がまったくないけど、大丈夫かな…」
そんな不安を持つ方でも、しっかり対策すれば十分に合格を目指せる資格です。

合格率は約70〜80%。数字だけ見れば高め

ウェブ解析士の合格率は、年度によって変動はあるものの、おおむね70〜80%程度とされています。

国家資格や専門系の難関資格と比べると、比較的やさしい部類に入ります。

ただし、「簡単に取れる」という意味ではありません。

理解すべき内容が実務寄りであるぶん、“暗記だけ”では通用しないのがこの資格の特徴です。

ぺちこ
ぺちこ

筆者の肌感だと、ちょっと難しかったです。ちゃんと勉強しないと受からないと思います。逆にいえばしっかり対策したら合格します。

ポイントは「実務的な考え方」ができるか

試験では、「このKPIが悪化したときに考えるべき施策は?」といった、実務的な視点を問う問題が出題されます。
つまり、単語の意味を覚えるだけでなく、「なぜ?」「どう活かす?」まで考える力が求められるのです。

難しいと感じやすいポイントはこのあたり

  • KPIやKGIの設計と分析(電卓使います)
  • ユーザー行動と数値のつながりを読む力
  • 問題の文脈から最適な改善策を選ぶ判断力

とはいえ、テキストをしっかり読み、実務をイメージしながら学習を進めれば、未経験者でも十分に対応可能です。

学習時間の目安

学習時間の目安は、Web業界の経験があるかどうかで違うと思っていて

経験レベル学習時間の目安
Web業界経験者約15〜30時間
未経験者約40〜60時間

1日1~2時間のペースで学習すれば、1〜2ヶ月程度かと感じます。

ぺちこ
ぺちこ

筆者は3ヶ月勉強しました。WEBの知識量が同じくらいの友人は1ヶ月で合格していました。

テキストでの独学でも十分合格できますが、「効率よく理解したい」「不安がある」という方は、模擬試験や講座の受講も視野に入れると安心です。

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ウェブ解析士の料金は?【教材・試験費用】

ウェブ解析士の資格を取得するには、「認定講座を受講する」か「受講せず独学で受験する」かの2通りがあります。

認定講座を受講する場合

公式テキスト4,400円
講座費用11,000円
試験費用(認定費用込)17,600円
合計33,000円

認定講座を受講しない場合

公式テキスト4,400円
講座費用
試験費用(認定費用込)17,600円 
合計22,000円

(表示価格は税込です)

認定講座について

認定講座は、オンライン(ライブ配信)/オンデマンド(動画視聴)から選べて約3時間の授業です。

開催日は公式サイトをご確認ください。

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「早く確実に合格したい」なら講座あり、「費用を抑えて自分のペースで学びたい」なら独学受験、というように、学び方のスタイルに合わせて選べます。

ぺちこ
ぺちこ

筆者は講座無しで独学でやりました

ウェブ解析士の取得の流れ【申し込み〜合格まで】

ウェブ解析士認定までの流れ
  • Step1
    公式サイトからテキストを事前購入のうえ、予習
  • Step2
    ウェブ解析士認定講座を受講(任意)⏱3時間

    ウェブ解析士講座開催スケジュールから、都合の良いウェブ解析士認定講座にお申込み受講する。

  • Step3
    ウェブ解析士認定試験を申し込み

  • Step4
    ウェブ解析士認定試験を受ける ⏱60分

    ウェブ解析士試験開催スケジュールから、都合の良いウェブ解析士認定試験を受験する

    • 試験はインターネット環境のPCを使用して90分50問、4択問題
    • 合否は試験終了直後に判定されます。

受験に必要な環境

  • インターネット接続されたPC(スマホ・タブレット不可)
  • 静かで集中できる場所(自宅・会議室など)
  • 電卓(簡単な計算問題あり/PC内蔵アプリでも可)
  • 公式テキスト(試験中の参照OK)

試験中、テキストを見ながら解答できます

ウェブ解析士の試験は「オープンブック形式」なので、試験中に公式テキストを見ながら解答してOKです。
ただし、時間には限りがあるため、どこに何が書いてあるかを事前に把握しておくことが重要です。

「全部あとで見ればいいや」と思っていると、時間切れになる可能性もあるのでご注意ください。

ぺちこ
ぺちこ

筆者の肌感だとあまり見直してる時間はなかったです

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よくある質問(FAQ)

Q
ウェブ解析士って、どんな人に向いていますか?
A

以下のような人に特におすすめです。

  • Webディレクターやマーケターで、提案力や分析力を高めたい人
  • クライアントに「数字で説明できる」ようになりたい人
  • Web広告・SNS・SEOなどの成果を正しく評価したい人
  • キャリアアップ・転職・副業を見据えて、スキルの証明が欲しい人
Q
取得したら、更新は必要?
A

はい、資格は1年ごとの更新制となっています(更新料8,000円)。
更新の際は、ウェブ解析士協会が提供するオンライン研修やテストへの参加が必要です。
研修のお知らせはメールできて、受講料2,000円です。

Q
ウェブ解析士を取得したら、上級ウェブ解析士を目指すべき?
A

実務で必要ならでいいと思います。筆者自身は「ウェブ解析士」の資格のみ取得していますが、日々のディレクション業務に十分役立っていると感じています。

「今後もっと深い提案が求められる場面が増えたら、ウェブ解析士マスターも検討しようかな」くらいのスタンスです。

資格はあくまで“学びの入り口”や“キャリアの後押し”のためのもので、現場で実務を重ねながら経験を積んでいくことが大切だと思っています。
資格取得に時間をかけすぎて、本来の目的を見失ってしまっては本末転倒です。企業のWEBサイトをよくするために必要か検討しましょう。

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まとめ

いかがでしたか。ウェブ解析士の資格は、Webマーケティングを実践的に学べる最適なツールです。

筆者自身も、ウェブ解析士の取得によって、日々のディレクション業務がスムーズになりました。

提案に自信が持てるようになり、クライアントとの会話もロジカルに進められるようになったと感じています。

まずは「公式テキスト」で内容をチェックしてみては?

「いきなり受験はハードルが高い…」という方は、まず公式テキストを読んでみるのがおすすめです。

章立てを眺めるだけでも、あなたの業務にどう活きるかが見えてくるはずです。

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