HerTech(ハーテック)の無料カウンセリングを、実際に受けてみました。
今回は「生成AIコース」と「動画編集コース」の2コースを体験。どちらも約1時間のオンラインカウンセリングでしたが、担当者の対応や説明内容、コースへの印象には違いがありました。
この記事では、実際にカウンセリングで聞いた内容やサポートについて、私が感じたことをご紹介します。
「無料カウンセリングでは何を聞かれる?」「しつこい勧誘はある?」「実際の雰囲気は?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
なお、HerTechの料金やコース内容、口コミ・評判については以下の記事で紹介しています。
無料カウンセリングを実際に受けてみた
申し込み方法
HerTechの公式サイトではLINE登録が案内されていますが、私はLINEを使っていないため、ページ下部に記載されていたメールアドレスから問い合わせました。
メールでカウンセリング希望の旨を伝え、日程を調整。カウンセリングはオンラインで行われました。
カウンセリング中には、本人確認のためカメラをオンにしてほしいと案内があり、その後、LINE登録用のQRコードが表示されました。
私はLINEを使っていないため、その旨を伝えると、無理に登録を求められることはありませんでした。
LINEを利用している受講生が多いようですが、LINEがない場合の対応については、入会時に相談して決められるようです。
カウンセリングの所要時間は約1時間
今回受けた生成AIコース、動画編集コースともに、カウンセリング時間は約1時間でした。
コースの資料を一方的に読み上げるだけではなく、まず現在の仕事や今後の働き方について質問され、その内容に合わせて説明してもらう形式でした。
生成AIコースでは、副業でどの程度の収入を目指したいかについても質問がありました。一方、動画編集コースでは、副業や転職など、今後どのような働き方を考えているのかを中心にヒアリングがありました。
担当者によって話し方や雰囲気は異なりましたが、どちらも「なぜスキルを学びたいのか」「学んだあとにどうなりたいのか」を聞いたうえで、コースの説明に入る流れでした。
特に動画編集コースは、講師の方が実際に自分のキャリアについても話してくれたため、私自身の今後の働き方について考えるきっかけにもなりました。
生成AIコースのカウンセリング
まずは、HerTechの生成AIコースのカウンセリングで聞いた内容を紹介します。
担当者は男性で、HerTechの社員ではなく、フリーランスとして活動している方とのことでした。最初は少し淡々とした印象でしたが、コースについて良いことばかりを話すのではなく、できること・難しいことを率直に説明してくれました。
カウンセリングでは、まず現在の仕事や今後の働き方についてヒアリングがありました。
私の場合は、本業だけでなく副業にも生成AIを活かしたいと伝えたため、副業で希望する収入などについても質問がありました。
その後、生成AIコースで学べる内容やサポート体制について説明を受けました。
生成AIコースではプロンプトやAIツールの使い方を学ぶ
HerTechの生成AIコースでは、生成AIを使うための基礎知識やプロンプトについて学びます。
具体的には、NotebookLMやGensparkなどのAIツールを活用しながら、仕事で生成AIを使うための基本的なスキルを身につけていく内容とのことでした。
学習内容には、プレスリリースの作成や記事作成なども含まれているそうです。
一方で、AIを使って動画を制作し、動画編集の仕事をするためのコースではありません。また、画像生成についても、詳しい作品制作を行うというより、基本的な使い方を学ぶ内容とのことでした。
担当者からは、「基本的なAIの使い方を知り、本業に活かすためのコース」という説明を受けました。
そのため、これから生成AIを仕事で使えるようになりたい方には向いていますが、AIを使ってすぐに副業で大きく稼ぐことを目的とした講座とは、少しイメージが異なると感じました。
学習は動画視聴が中心
学習は、専用サイト内の動画を視聴しながら進める形式です。
1本あたりの動画は5〜10分程度で、動画を見ながら実際にAIツールを操作して学習していくとのことでした。
入会後は講師と相談しながら学習スケジュールを決め、自分のペースでカリキュラムを進めていきます。
AIツールについては、無料版でも学習できますが、一部は有料プランの利用を検討したほうが使いやすい場合もあるとの説明がありました。
課題によっては添削も受けられるそうです。
講師による個別サポートがある
生成AIコースでは、講師と二人三脚で学習を進めていくサポート体制とのことでした。
チャットで質問できるほか、オンライン面談や勉強会も用意されています。
オンライン面談は予約制で、基本的に2週間に1回、1回15分程度。以前は任意だったそうですが、現在は学習状況を確認するために必須になったとのことでした。
メンターが別に付くのではなく、基本的には講師に相談しながら学習を進めるスタイルです。
なお、連絡手段はLINEが基本とのことですが、LINEを利用していない場合は、入会時に他のツールを相談できる場合もあるようです。
案件獲得サポートはない
副業について確認したところ、生成AIコースでは案件を紹介してもらったり、案件獲得をサポートしてもらったりするサービスはないとのことでした。
案件の獲得方法については、動画教材の中で学べるものの、その後の営業や案件探しは自分で行う必要があります。
また、生成AIコースの卒業生について、副業収入などの統計データもないとの説明を受けました。
生成AIスキルを活かして副業を始めることはできますが、HerTechのサポートによって案件獲得まで進めるという仕組みではないようです。
そのため、副業目的で受講する場合は、生成AIを使って「どのような仕事をするのか」を、事前に考えておく必要があると感じました。
料金について
生成AIコースの料金は以下の通りでした。
受講料:49万1,040円(税込)
支払い方法は、一括払いまたはクレジットカードによる分割払いとのことでした。
受講期間は3ヶ月です。
また、専用サイトの動画は在籍期間中のみ視聴でき、卒業後は閲覧できなくなります。卒業後のサポートもありません。
私が聞いた限りでは、生成AIコースは「動画教材を購入すればずっと学び続けられる」という形式ではなく、3ヶ月間という期限のある学習プログラムです。
感想
正直なところ、私なら生成AIコースには申し込まないです。
一番大きな理由は、約50万円という受講料に対して、副業などでどの程度のリターンを得られるのかイメージしにくかったためです。
もちろん、生成AIを本業で活用できれば、作業時間の短縮や業務効率化につながる可能性はあります。
ただ、私が聞いた内容では、生成AIを使って動画制作を行うスキルや、AIを活用した副業案件を獲得するための実践的なサポートはありませんでした。
また、学習内容の中心が生成AIの基礎やプロンプト、AIツールの使い方だったため、「独学や書籍、比較的安価なオンライン講座でも学べるのでは?」とも感じました。
生成AIをこれから仕事で使う必要があり、何から学べばいいのか分からない方にとっては、講師に相談しながら体系的に学べるメリットはあると思います。

担当の男性から、私の将来と照らし合わせるならこのコースは物足りないのでは?とカウンセリングの最初にお知らせがありました
動画編集コースのカウンセリング
動画編集コースの担当者は、フリーランスとして活動している女性講師でした。
もともとは人事の仕事をしていたものの、仕事で動画編集が必要になったことをきっかけに学習を始め、その後フリーランスとして独立したそうです。
私自身も今後、スキルを身につけながら働き方の幅を広げていきたいと考えているため、担当者のキャリアはとても興味深く感じました。
笑顔が素敵で話も聞き取りやすく、カウンセリングも和やかな雰囲気でした。
カリキュラム
コースは3・6・9・12ヶ月から選べ、実践ベースで学んでいくスタイルです。案件獲得のためのキャリアアップ講座も用意されています。
実際の動画を見せてもらったところ、初心者向けの内容もあり、アニメ風の解説動画(2人のキャラクターが会話しながら説明してくれる、ゆっくり解説のようなイメージ)で進めていく形式でした。
最初にメンターと面談してカリキュラムを組むところからスタートします。業務委託の場合、動画案件は継続依頼になりやすいため、収入の安定にもつながりやすいとのこと。毎日1時間程度の学習時間が取れるなら、9ヶ月コースがおすすめだと案内されました。
サポート体制
動画編集コースでは、最初にメンターと面談し、一人ひとりの目標や状況に合わせて学習計画を立てます。
学習中は、講師とメンターの両方からサポートを受けられるとのことでした。
サポート内容をまとめると、以下のとおりです。
- 講師・メンターとの面談
- チャットでの質問
- オンライン勉強会
- テキスト添削
- キャリア相談
- 案件獲得のサポート
- フリーランスとして活動するための開業関連の相談
面談はマイページから予約する形式で、1回15分、週4回まで利用できます。
15分では足りない場合は、2コマ連続で予約することも可能。
また、チャットサポートは動画編集に関することならなんでもいいため、例えば、本業で作成した動画について添削を受けることも可能だそうです。
対応時間は9時〜22時、日曜以外は毎日対応しています。
在籍中に案件獲得にも挑戦できる
動画編集コースで特に印象に残ったのが、実際に案件獲得まで取り組める点です。
学習の途中で終わるのではなく、在籍中に実際の案件獲得を目指します。
カウンセリングでは、次のようなサポートについて説明がありました。
- 案件の探し方を学ぶ
- ポートフォリオを制作する
- 実際の案件に応募する
- 納品前の動画を添削してもらう
4ヶ月目頃から案件獲得を目指していくという説明がありました。
方法は、自分でランサーズやIndeedなどのクラウドソーシングなどを利用し、案件を探して応募する形式です。
登録方法やポートフォリオの作り方、営業方法・値段交渉もサポートしてくれるとのことでした。
料金・返金保証
動画編集コースの料金は以下の通り。料金は税込み
| 3ヶ月 | 6ヶ月 | 9ヶ月 | 12ヶ月 | |
|---|---|---|---|---|
| 入会金 | 110,000円 | 110,000円 | 110,000円 | 110,000円 |
| 受講料 24回分割の場合 | 403,920円 16,830円/月 | 506,880円 19,200円/月 | 633,600円 26,400円/月 | 789,360円 32,890円/月 |
業務委託の場合、動画案件は継続依頼になりやすいため、収入の安定にもつながりやすいとのこと。
毎日1時間程度の学習時間が取れるなら、9ヶ月コースがおすすめだそうです。
やりとりに使うツールはSlack・メール・LINE等で、入会時にどれを使うか相談して決めるスタイルです。ウェブデザインコースではSlackを使っているとのことでした。
動画編集コースは、卒業後もカリキュラム動画を閲覧できるとのことでした。
さらに、卒業後は180日間のアフターサポートがあり、チャットのみですが、相談可能です。
気になった点
サービス自体には好印象を持ちましたが、気になった点を以下にまとめました。
案件獲得先として案内されるのはランサーズ・Indeedが中心
副業での案件獲得先として案内されるのはランサーズやIndeedが中心。筆者は普段ココナラを使っていますが、これらのサービスは単価が低めな印象があります。
ちなみに、以前ランサーズを使用した際、怪しいアルバイトの案内を受けたこともあり、個人的にはあまり良い印象がありません。
入会前提で話が進む場面も
面談の最後に「いつからスタートしますか?今から枠を埋めることもできますよ」と、入会前提で話を進められる場面があり、少し戸惑いました。
強引な勧誘ではなく、営業トークの一つという感じでした。「他も検討しています」とお伝えしたら終了しました。
リスキリング補助金について
動画編集コース(とWEBデザインコース)は、条件を満たすとリスキリング補助金という受講料が安くなる制度がありました。ただし、
この補助金は2027年3月に終了します
ので、今からお伝えしても期日に間に合うかわかりませんが、簡単にお伝えします。
制度の概要
受講時に「転職するかどうか」で扱いが変わります。
- 転職しない場合:受講料の50%が戻ってくる
- 転職する場合:HerTechと提携する人材紹介会社経由で、動画編集に関連する会社へ転職し、1年間勤務するとさらに20%が戻ってくる
つまり、受講料が最大70%還元される制度です。
ハーテックの場合は
- 生成AIコースは対象外
- 動画編集コースでは9ヶ月コースのみ案内可能(他は締め切った)
とのことでした。
転職ありのパターンを選ぶ場合、2027年1月までに必須課題を終わらせ、3月末までに転職先と契約を締結する必要があります。
補助金の申請自体は、ある程度の情報を入力すればHerTech側が手続きを進めてくれるとのことでした。
気になった点
補助金を活用する際に気になったのは、主に次の2点です。
提携する人材紹介会社の詳細が不明
転職を伴うパターンの場合、提携している人材紹介会社がどこなのか、詳細情報がわからなかった点。
1年間の勤務が条件になるため、不明な会社経由での転職に不安を感じる部分があり、決める前によく確認しておいた方がよさそうです。
あと、人材紹介会社が何社あるのかも気になりました。1社だけだど、行きたい会社が見つけられない場合もあります。
補助金が戻るまでは、まとまった金額を立て替える必要がある
補助金はいったん全額を自分で立て替える必要があるため、まとまった金額の支払いが発生します。
戻ってくるとはいえ、9ヶ月コースの場合は一時的に75万円ほどの支払いが必要なので、まとまった費用を用意できるかは要検討かなと思います。
補助金を利用したい方は、早めに問い合わせてみることをおすすめします。
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まとめ
今回、実際に2つのコースのカウンセリングを受けてみて、公式サイトや資料だけでは分からないことも多くありました。
料金体系や案件獲得サポートの有無はサイトにも書かれていますが、担当者の人柄や説明の仕方、サポート体制の細かい運用ルール(面談の予約方法や回数、卒業後にどこまで視聴できるかなど)、実際に話を聞いてみて初めて理解できた部分がたくさんありました。
少しでも気になっている方は、まずは無料カウンセリングで直接話を聞いてみることをおすすめします。

